| Violent emotion |
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とめどなく溢れ出る感情が
臨界点を超え
警告音が鳴り響く。 脆くも己のリミッターは外れ、自分でも気付かなかった感情がこぼれ始める。 激情。 「叶わぬものなら 力ずくで手に入れちまえ。」 俺の中の負が繰り返し繰り返し囁く。 どうせ受け入れてもらえないもんなら、壊しちまえ。 壊してでも手に入れればいい。 耳元で繰り返される雑音が消え、我に返ると俺の下で 息を荒げるコックがいた。 睨めつけてくる蒼い瞳が、乱れた金の隙間から見える。 場違いだと思いつつ俺はその蒼をを綺麗な色だと思った。 今ならまだ間に合う・・・。 この手をどければ、まだ仲間のままでいられるかもしれねぇ。 女好きなコックに惚れたと自覚した時から この感情の行き場は無いと思っていた。 人を殺める事でしか野望を果たす事の出来ない俺。 生命の死を酌んでそれを残る者へと継いで行く料理人、彼の目指すものは 命の源、青い海。 日々を鍛錬と修行で費やす俺。 日々を言葉でしか報われる事の無い日常に費やすコック。 自分の努力無しに達成できない夢。 努力だけでは見つからない海。 2人には同じ船の仲間という以外の接点が無いのだ。 |
書きかけてやめてしまった文章の出だし・・・です;
機会と元気があれば書きたいです